今回は、昨年チャレンジした「旧MacPro」の延命&パワーアップ の手順などをご紹介しますよ。
この度の延命措置でさらに酷使される予定の、ウチのメインマシン「MacPro early2009、2.66GHzクアッドコアモデル」です。さすがにヘタってきてますよ。時代に取り残されてます!
CPUを換装しよう
さて、カスタマイズの対象となる early2009モデルですが、CPU1基と2基のモデルがあるんですよね。ワタシの所有しているモデルは1基なので、この1基を出来る限り高スペックのCPUに変更したいところ。色々と情報をサーチした結果、Xeon W3690 がベストチョイスみたい。
インテルの公式スペックは以下の通り。
コア数:6
スレッド数:12
プロセッサー・ベース動作周波数 3.46 GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 3.73 GHz
TDP 130 W
元がクアッド&クロック2.66GHzのモデルなので、3.46GHzとなるとこれは速度アップが期待出来ますねっ。(TDP130wですが、電源ユニットがヘタってないかだけが問題ですな…)
という事で、W3690をヤフオクでサクっとゲットしました。¥25,000なり。15年秋頃に購入しましたが、16年5月時点でも価格相場はあまり変わらないみたいですね。
換装作業開始!
バラす際の画像が少ないので、ここはベンリなYoutubeから換装手順の動画をチョイス。
ヒートシンクを取り外すには、多少長さのある六角レンチが必要です。そしてグリスを拭き取りつつCPUを入れ替え。
古いCPU。今までありがとうございました。グリスを拭き取って外しましょう。
ヒートシンクの裏。ここも忘れずに拭き取りましょう!
新しいCPUを装着!ここのグリス塗りが肝心ですね。質の悪いグリスで、過去にCPU100℃を達成した事がありますので(!?)、今回はAmazonで評価の高かったAINEXシルバーグリスを使いましたよ。
グリス塗布の極意は、ネット上の猛者達のサイトをご覧下さいまし!
起動して動作チェック!
さぁ、無事に起動するか…。
「このMacについて」で確認した結果、しっかり認識されていました。 よかったよかった。
多少動作が軽くなりました
DP8+VSL Vienna Ensemble Pro を使用しているいくつかのプロジェクトでチェックしましたが、ほぼ全てのプロジェクトでCPUメーターの低下が見られました。劇的な変化ではありませんが、まだまだ戦えそうな予感。黒いチクワはまだ買わんぜよ。
実はシステムディスクのSSD換装も続けて作業したんですが、そのレポートもまたアップ出来ればと思いますよ。がんばれ旧MacPro!