[MacでVTuber] Mac&FCPXとiPhoneでVカツを使ってVTuber動画を作る方法
この記事では、MacとiPhoneなどのiOS機器を使ってVTuber動画を作成する方法を紹介しています。

毎度!てりーです。

今回は、手元にMacやiPhone・iPadなどのApple製品ばかりしかない人のために
iOSとMacだけでVTuber動画を作成する方法をご紹介します。
ちょっと力技な感じですが、見栄えは良い物ができます。

長い記事ですので、お時間のあるときにじっくりとどうぞ!

 

この記事をオススメしたい人
◎MacとiPhoneしか手元にないけどYouTubeに動画アップしたい!
◎動画編集ソフトでたっぷりオリジナリティを出したい!
◎iPhoneだけでVTuberやってるけど物足りない…

terry
iPhoneの画面キャプチャを使う、ちょっと無理やりな方法です!

Rita
Mac使いの苦労が見えるで・・

今のVTuber界は、Windowsでの環境構築は調べる限り容易なんですが、
Mac版は情報が少なく厳しめな印象。Macユーザーも頑張ってチャレンジしていきましょー!

1:キャラを作ろう!

必要なソフト

今回は、キャラクターメイクとトラッキングをiPhoneやiPad、動画の編集をMacで行います。

それではまず、キャラクターを作成しないといけませんね。
今回色々とサーチしてワタシが選んだのは「Vカツ」のiOS版。

 

 

Vカツを選ぶメリットは以下の通り。

 

  • キャラクターメイキングのカスタマイズ性が抜群
  • VRM出力が可能
  • 規約を読む限り、個人利用であれば「キャプチャーしての画像、動画の使用」が可能

 

カスタマイズ性は素晴らしいです!特に顔や身体などは
コントロール出来る場所が多すぎて迷うレベルです。

また「VRM」出力に対応しているため、PC版Vカツへのデータ移動なども可能です。

VRMは「プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット」です。
詳しく知りたい方はこちら!

 

 

規約について。これがとても大事ですね。

以下、Vカツ公式規約より引用

 

■著作権、その他適用法、および禁止事項

個人利用に限り、本サービスを使用して作製された動画およびスクリーンショット等は商用を目的とした利用が可能です。

 

とても寛容な規約で本当に驚きました!当サイトの規約への解釈については以下の記事でも紹介しています。

 

 通常、カスタムキャストなどの有名なソフトの大半が、ライセンスの問題で使用方法を限定しています。例えば、カスタムキャストはdwangoのソフトなのでniconicoのバーチャルキャストの使用を想定しています。バーチャルキャストの規約では「外部サービス(niconico、YouTubeその他の動画配信サービス)と連携することで
バーチャル空間の模様を第三者に対して配信することも可能です。」とありますが、https://virtualcast.jp/term/ 公式が提唱する連携で使用しないと規約違反の恐れがあるので注意が必要です。

 

さて、iOS版のVカツを使えばキャラ作成もバッチリ出来そうですが、デメリットも一応書いておきます。

 

  • トラッキング画面の背景、表情のカスタマイズは未対応(2019年2月現在)
  • PCのSteam版ほど高機能ではない(VR機器との連携など)

 

今回はこのデメリットを力技で打破します!

必要なiOS機器

では実際に動作させるには?

iOS版のVカツの動作に必要なiPhoneは以下のラインナップです。

 

  • iPhone 7
  • iPhone 8
  • iPhone X(Truedepthカメラ対応)
  • iPhone XS(Truedepthカメラ対応)
  • iPhone XS MAX(Truedepthカメラ対応)

 

Truedepthカメラ対応機種だと、トラッキング精度が高くなるようです(手元に古い機種がないため未検証)

ちなみにワタシの環境は「iPad pro第3世代」です!インカメラがTruedepthカメラとなっています。
App storeでiPhone版をダウンロードすればVカツを使用できます。

いざ、キャラ作成

カスタマイズ項目はかなりの数です!

こりゃいじりがいがありますよ。

全パラメータをコントロールするとアンバランスになる可能性もあるので、サンプルキャラから作り変えるのもよいかと思います。

今回はこんなキャラを作ってみました!サンプルが元ですよ。

消さないようにしっかり保存しておきましょう。

2:キャラクターの動きを録画・録音しよう

次は、いよいよ動画の録画です。このセクションでは以下の作業を同時進行します。

 

  • iOS機器のVカツで実際の動きをトラッキングし、録画
  • その時に喋った声を外部でレコーディング(録音)

 

今回の方法では、画面の録画をiOS機器側、声の録音は外部レコーダーで同時に記録をスタートし、あとで動画編集ソフトで同期します。

トラッキング・キャプチャーする方法

実際に自分の動きをトラッキングし、キャプチャーする方法を紹介します。
スマホスタンドなどを使用して、顔のキャプチャがいい感じに出来る角度と場所を探しましょー!

画面の動画収録が必要になるので、コントロールセンターのカスタマイズをしておいて下さいね。

環境設定のコントールセンターをタップ。

 

コントロールをカスタマイズをタップ。

画面収録のメニューを追加。これで収録の準備が完了しました!

Rita
トラッキングしながら画面収録するよー

 

タイトル画面から「PLAY」→「TRACKING」を選択!
今回はYouTubeにアップしたいので、横向きでキャプチャーしてみます。
キャプチャーメニューを呼び出し、画面収録ボタンを押したら録画開始!

 

 

キャラは横向きですが、動画自体は縦になりますので後で動画編集で向きをかえますよ。

 

terry
ここの紹介は「画面収録」だけです!声も録音しないといけないので、次のセクションもご覧ください

 

音声を外部レコーダーなどで録音する方法

リアルタイムのボイスチェンジャーソフトや機材があると便利ですが、
今回は外部レコーダーで声を録音しておいて後で編集する方法を取ります。

後で声の加工をする場合は、特に良い音質で録音しておくと後でクォリティが上がります!

 

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高音質かつ、オーディオインターフェース(DAWなどの音楽編集ソフトに直接レコーディング可能)機能もあります。効果音、環境音の録音にも手軽に使えるのでワタシも愛用していますよ!

 

下記の動画の声はH1nで録音したものです。気になった方はぜひ。

 

 

いよいよ録音の手順ですが、まずレコーダーやPCで録音する場合、高音質を狙うのであればサンプルレート48k、ビットデプス(深度)24bitのwavがおすすめです。もっとも良い音質で録音出来ます。

 

今回のように映像が絡む場合は、プロの現場でもまずこの設定にすることが多いです。

 

terry
ワタシのYouTube動画は全てこの設定で録音しています!

 

ただ容量が大きくなるので、負担が大きい場合はCD音質と同じサンプルレート44.1k、ビットデプス(深度)16bitでも問題ないかと思います。

 

いざ録画!画面キャプチャーと録音を同時にする

画面キャプチャと録画の方法がわかりましたね!

それではいよいよ本番です。下記の順番ではじめてください。

 

  1. iPhone、iPadなどを顔の前方に角度を決めて設置(トラッキング動作確認)
  2. レコーダーなどの録音機器を、口を狙って設置(録音レベルに注意!歪まないように)
  3. 先に録音を開始
  4. 続けてすぐ画面収録を開始
  5. 動きをつけて喋る
  6. 画面収録停止
  7. 録音停止

 

この順番は「録画される動画の尺を出来るだけコンパクトにまとめる」ためです。

あとはデータをMacにまとめて移動するだけです!レコーダーはSDカードなど、
画面収録したiPhoneの動画データは「Airdrop」で移動させると早いです。

 

3:編集しよう(Final Cut Pro Xを使用)

ついにデータが揃いました!長かった・・。

動画編集については、YouTubeでがっつり配信をしていくために「Final Cut Pro X(以下FCPX)」を使用します。割高ですが、機能的には申し分無し。今後も動画制作を続けるなら先行投資として良いかなと。

 

今回はFCPXのエフェクトを使用してキャラの背景を抜きます。

 

Final Cut Pro
カテゴリ: ビデオ
現在の価格: ¥34,800

 

 ここで注意。ワタシのやり方では、音声をこの段階で編集・加工して聴きやすくした後にFCPXに取り込みます。なぜかと言うと、FCPXで音声エフェクトを多用すると重くなるからです。初めての人はとりあえずFCPXに音声のwavデータを一旦取り込んでみてください。

FCPXに動画と音声を取り込む

いよいよ動画と音声を取り込みます。
当記事ではFCPXの詳細な使用方法は割愛しますが、ざっくりとだけ解説します。

⌘(コマンド)+Iキーで読み込み画面を開きましょう!

 

 

新規プロジェクトを立ち上げて、wavとmp4を読み込みます。

プロジェクトの設定はとりあえずこんな感じ。マネしてみてください。
(フレームレートなどの設定項目については、別記事が書けるほどの情報になるので今回は割愛)

 

 

 

いよいよ動画編集作業

 

次は動画と音声の同期を行います。ほぼ同時に録音を始めているなら合わせやすいですが、最初のキャラの口パクを狙うなどして同期ポイントを探りましょう。

 

terry
ここが少し手間のかかるところ。iOS版Vカツの画面収録の際に自分の声を録音できたら、外録のデータと音声同期が可能なんですが・・

 

 

次は動画の向きが気になります。今回は横向きに動画を収録してしまったので、動画の向きを変えます。変形メニューの回転で90度回しましょう。

 

 

さぁ、また気になる事が。Vカツの画面をそのままキャプチャしてるからアイコンが邪魔ですねー
それに背景も変えたいのでこれから色々いじっていきますよ。

 

 

クロップでキャラ以外の部分は消しちゃいましょう。

次は背景を抜きます!エフェクト「キーヤー」を使用します。

 

 

 

このキーヤーの調整が結構難しいです。キャラクターの色によって背景の白を抜きづらい場合があるので・・。このエフェクトはワタシも触って慣れた感じなので、とりあえず触って調整してみてください!

 

 

terry
なんとかキャラだけを抜き出しました!

 

後はテロップなり、背景を合成するなり、自由に編集できます。ここからはお好みですね!ある程度編集したらファイル→共有メニューで書き出し!

4:とりあえず完成!

さぁ、出来上がった動画はこちら!このサンプルについては声は無しですのでご注意。

 

 

背景がうるさかったかな?見栄えは結構良い感じに出来ましたね!
実際のFCPXのタイムライン画像はこちら。結構シンプルです。

 

 

Rita

 

これからYouTubeにアップしてサムネ作って説明欄書いて・・まだまだやることいっぱい!

 

結構長い記事になってしまいましたねー!でも大丈夫。一回設定を作りさえすれば、後はコピペでなんとでもなります!

特にキーヤーの設定などはずっと流用すれば良いわけです。音声のエフェクトを使用した場合も流用しましょう。

 

terry
フルトラッキングの動画は相応の準備が必要ですねぇ。一度やってみたい!
今回はキャプチャーによる動画作成のやり方を紹介しました。なかなかの作業量になってしまいましたね!もっとシンプルにiPhoneのみで配信するなら、ゲーム実況、生配信などは公式の提携サービス「ミラティブ Mirrativ」を使用すれば簡単です。
最終的にどのサービスでどのようなアウトプットをしていくのか、いろいろ定めていく必要がありそうですね!

 

ということでMacとiOS機器を使用したVTuber動画作成記事でした。
この記事でMac使いのVTuberさんが少しでも増えたら良いなと思いますよ。
それでは!
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