[MOTU DP tips] 付属のdynamicsに危険なバグ?

毎度!てりーです。

先日仕事でMOTU Digital Performerを使っていたときに、ちょっと危険なバグ(?)を見つけてしまいましたので、備忘録として書いておきます。

これはまずい。

付属のdynamicsプラグイン

今回のバグ(?)は、DPに元から付属しているdynamicsプラグインで発生しました。このプラグイン、普段はほとんど使用しないんですが、たまたま間違えてアサインしてしまったためせっかくなので少しいじっていたのです…。

付属のdynamics
何年もアップデートされていない、懐かしいGUIのままのdynamicsプラグイン。

アタックつまみをテキトーにいじっていると?

ちょっとツマミをいじると?

バグ発生条件は「アタックつまみ」を操作するだけ。
ツマミを素早く動かしたりすると「プツっ」とプチノイズが鳴ります。これだけならまだカワイイのですが…。

えっ

なんとプチノイズの音量がピークメーターで+61!!
シャレになってませんって(´Д`;) 上の画像だとアウトを-6dbにしていますが、ゲインアップしていようものなら…!スピーカーもヘッドフォンも、耳もやられますよ。

最新版ではどうなのでしょうか?

ワタシの手元のDPは8なので、DP9での動作がどうなっているのか検証出来ません。最新版をお持ちの方、要注意です。もしお手元のDAWがDP8だとしても、たまたまワタシの環境だけなのかもしれません。また、このバグについての情報がネット上で目立たないのは、やはりこのdynamicsプラグインを誰も使っていないという事なのでしょうか…。

小ネタ。

瞬間的に何処までメーターが上がるのか気になったので(?)、バグを利用して音量を上げてみました。良い子も悪い子も真似しないでね。

!?

rmsで97。こりゃすごい。32bit floatの世界では日常茶飯時だぜ。 ←冗談かと思いきや、実験で何百dbもプラスに振って戻すテストをしている方もいらっしゃいました。世界は広い。

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